広島県
日本全国で広まっている再生可能エネルギーへの注目は東日本大震災をきっかけにさらに大きなものとなりました。特に太陽光発電は補助金の支給も手伝って普及率が大きくアップし、全国で太陽光発電をさらに普及させるための活動が行われています。広島県は日本の都道府県の中でもトップクラスの日照量を誇る土地で、太陽光発電に非常に向いている土地です。
そのため太陽光発電の普及には力を入れており、一般家庭向け太陽光発電システムの設置数も全国でトップ10に入るほど太陽光発電が広まっています。大型の太陽光発電施設も続々稼働しており、平成23年には年間で一般家庭約1000世帯の年間電力使用量使用量をまかなうことができる発電力を持つ福山太陽光発電所が運転を開始しました。その他にも市や町の公共施設にも太陽光発電を導入するための補助金を交付して、広島県立福山少年自然の家や大竹市立図書館にも太陽光発電システムが導入されました。
そのほかには広島県を挙げて温室効果ガスの削減対策に取り込む地球温暖化防止地域計画を策定し、現在は平成23年から平成32年までの第2時地球温暖化防止地域計画を実行しています。この計画の中で太陽光発電の導入量を平成20年の9倍まで引き上げるという目標を掲げており、これから先の活動が注目されています。