文部科学省
東日本大震災をきっかけとして深まった原子力発電への不信感と原子力発電所の停止を望む声が増加したことにより太陽光発電を初めとした再生可能エネルギーを広める活動が本格化していますが、そうした動きをより大きなものとするために政府は様々な形で太陽光発電を広めるために働きかけています。
文部科学省では子ども達の太陽光発電を初めとする再生可能エネルギーに触れて地球環境についてより深い知識を持ってもらうための環境教育を推し進め、その一環として太陽光発電システムを学校施設に導入し、実際に学校施設の電力供給に活用したり、環境教育の教材として活用するなどの活動を推進しています。太陽光発電システムの導入は費用が掛かることでも知られていますが、学校施設への補助制度を導入するなどして活動を後押ししています。
こうした学校施設の太陽光発電システムの導入は災害時の緊急避難先としても使用される学校では緊急時の電力確保にも使用することが出来るなど実用面でも非常に便利な存在となるので、東日本大震災以降は学校側も導入に積極的になってきています。こうした働きが実を結べば将来は環境問題に関しての知識をもった子どもたちがエネルギー問題に真剣に取り組んでくれるのではないでしょうか。