消費者庁
太陽光発電システムの導入者数は発電システムの販売開始以降少しずつその数を増やしており、2000年代後半からは補助金の支給や東日本大震災などをきっかけとして導入者の増加ペースが大きく増大しました。ですがそうした喜ばしい動きと同時に太陽光発電システム導入に伴うトラブルも頻発するようになって来ました。
そうした消費者のトラブルに対応する消費者庁でも太陽光発電に係わるトラブルの対応に追われるようになってきており、様々なトラブルの事例が報告されています。例えば補助金の支給に係わるトラブルは金銭に係わることもあって非常に多くのトラブルが寄せられており、手続きの方法が不鮮明でどんな手続きをすれば良いのか分からないという人もいれば補助金のことを知らず手続きを行っていなかったけれど今から手続きをしても大丈夫なのかといった質問もあったりと悩みの種類も色々だそうです。
その他にも太陽光発電システムの取り付けの際の屋根の破損やパネルの損傷といった取り付け作業に関するトラブルや必要以上に高額な代金を請求されたという詐欺まがいの行為に関する報告もあったりとここ数年で急速に普及していることもあって様々なトラブルが報告されていますが、そうした問題も全て解決に向けて様々な対策を講じています。