ソフトバンクのキャンペーンと売電価格
2012年12月に発表されたソフトバンクの「おうち発電プロジェクト」は、東日本大震災から注目を集めている太陽光発電の普及に大きな影響を与えるかもしれないと大きく話題を呼んでいます。プロジェクト参加者の住宅の屋根に太陽光発電システムを無料で設置するという一見するとちゃんとプロジェクト機能するかどうか不安になるサービスですが、それを解決したのが売電価格の設定変更でした。
東日本大震災以降政府も太陽光発電をより多く普及させるために企業向けの売電価格を47円という高価格に設定し、多くの企業が太陽光発電ビジネスに参入させて太陽光発電をよりメジャーな存在にしていくという計画を打ちたて、それに合わせて様々な企業が自社ビルに太陽光発電システムを導入したり、使用していない土地に発電システムを設置するなど太陽発電で何かしらの利益を上げようと様々な動きを見せ始めました。
そうした動きを受けてソフトバンクも行動を開始し、今回のプロジェクトを開始することにしたようです。今回のプロジェクトは全1000世帯を対象としており、このプロジェクトが成功した時は新たな太陽光発電ビジネスとして企業への屋根の貸し出しもメジャーなものになるかもしれません。