ソフトバンクの新たな活動
ソフトバンクといえば携帯電話やインターネットなど情報技術に関係する事業を展開している企業として多くの人に知られていますが、つい最近太陽光発電に関する事業に大きく手を伸ばし始めています。
2011年には太陽光発電システムに関する研究や発電施設の建設などを行うSBエナジーという子会社を設立し、2012年には太陽光発電システムをより身近なものにするために希望者1000世帯の住宅に太陽光発電システムを設置して売電による収益で住宅を貸し出した側と企業側双方の利益を生み出す「おうち発電プロジェクト」を発表し希望者を募集するなど積極的に活動を行っています。こうした新たな活動を始めたのは一体どうしてなのでしょうか。こうした活動の大きなきっかけとなったのは2011年の東日本大震災による原子力発電への不信感の増大が一番の理由なのではないでしょうか。
現在日本で使用されている原子力発電所を安全のために全て停止させる動きが活発になっていますがそれに代わるエネルギーの供給手段は非常に不足しています。それを解消させるには再生可能エネルギーを利用した発電施設の増加が必ず必要になってくるはずです。そうした動きにいち早く対応するためにソフトバンクでは太陽光発電事業を積極的に開始し、地球のために日夜努力を続けています。