日本の宇宙太陽光発電の研究
世界中で問題となりつつあるエネルギー問題を解決させるために太陽光発電の研究は今も世界中で行われています。特に注目されているのが宇宙空間における太陽光発電に関する研究で、地球上と違って陽が沈んだり雲が出るなどの障害が無い宇宙空間は太陽光発電にはもってこいの場所といえます。
現に人工衛星や国際宇宙ステーションでは太陽光発電システムを採用しており、これらの発電システムよりももっと大きな太陽光発電システムを用意すれば地球上のエネルギーを全て供給する事が出来ると考えられています。そうした太陽光発電施設を建設するための研究は世界化国で行われていますが、日本はその研究が非常に進んでいる国といわれています。
特に宇宙空間に太陽光発電施設を設置して電力を生み出した後それを地球上に運ぶ方法として電力をマイクロ波やレーザー光に変換してそれを地球上の施設に送ることで電力を送るというSSPSと呼ばれるシステムに関する研究に関しては諸事情により研究が凍結していたアメリカに比べてはるかに研究が進んでいるそうで、2017年にはこのシステムの実証試験用の衛星を打ち上げて実験を開始する予定だそうです。こうした研究が続けばいずれは日本のエネルギー問題も解決する事が出来るかもしれません。