宇宙太陽光発電の今後
現在宇宙空間に大型の太陽光発電施設を建設してそこから地球上で使う電力を供給するSSPSというシステムの研究が行われています。このシステムはアメリカで考案されたものだったのですが諸事情によってアメリカでの研究が一時期凍結されていました。その間も日本はこのシステムのための研究を続け、その結果世界で一番このシステムに関する研究が進んでいる国となりました。
もしこのシステムが完成すれば日本のエネルギー問題はほぼ解決されると言われていますが、まだまだ課題がたくさんあり、実際にこのシステムを稼動状態にまで持っていくにはしばらく時間が掛かりそうです。例えば宇宙で作ったエネルギーを地上で使えるようにするにはそのエネルギーを地上に送らなければいけません。
この方法はマイクロ波はレーザー光の2種類が考案されていますが、そのどちらに選ぶかは具体的には決まっていませんし、どちらの方法を選ぶにしても性格に受信施設にエネルギーを送る事が出来るかはテストを続けなければ分かりません。それにそれらの施設を建設する費用を考えるととてつもない予算が必要となってくるので、そのあたりの問題も研究が進んだら考えなければいけません。まだまだ課題は山積みですが日本のエネルギー問題解決のためにも頑張ってもらいたいものです。