宇宙開発と太陽光発電
太陽光発電の今後は宇宙開発の今後の動きにも大きく関係しています。現在も宇宙で動き続けている人工衛星や国際宇宙ステーションでは太陽光発電が利用されており、補給が難しい宇宙空間において一番簡単かつ確実にエネルギーを得る事が出来る太陽光発電は宇宙開発には欠かせない存在です。
さらに地球のエネルギー問題の解決策の一つとしても太陽光発電は大きな中網を集めており、宇宙空間に巨大な太陽光発電施設を建設し、マイクロ波やレーザー光線に変換して地球上の受信施設にそれらを送り届けることによって地球上で利用するエネルギーを全てまかなうという宇宙太陽光発電も計画されており、そうした研究を日本を始め世界各国で行っています。実際建設するとなると莫大な予算が必要になる上、技術面でもまだまだ課題は残されていますが、もしこの技術が確立されれば日本はおろか世界中のエネルギー問題を解決する事が出来る事業となるといわれています。
日本はエネルギーを地球上に送りとどけるための装置の研究が世界でもトップクラスに進んでいるといわれており、これから実証実験を重ねる事が出来れば将来的には十分に使用できるレベルの装置を作り上げる事が出来るとのことです。これから先の太陽光発電の発展は宇宙開発の発展と共になされるのかも知れません。