全量買取制度の条件
太陽光発電システムを導入することで得られるメリットは色々ありますが、収入面での大きなプラスとなるものといえばやはり売電制度でしょう。売電制度は太陽光発電システムによって得た電力を電力会社に売却することによって収益を得る事が出来るという制度で、全量買取制度と余剰買取制度の内どちらかを選択して利用する事が出来ます。一般家庭向けの太陽光発電システムの場合は余剰買取制度のみ利用する事が出来るのですが、産業用太陽光発電システムを設置する場合は条件さえ揃えば全量買取制度を利用する事が出来ます。
太陽光発電の全量買取制度を利用するには太陽光発電の規模が重要になってきます。全量買取制度を利用するには太陽光発電システムの総発電量が10kwを超えないとならないので、発電システムの規模はそれなりに大きくしなければなりません。太陽光発電システムを導入して売電価格を得ようと考えている方は思い切って大きめの設備を用意したほうがより多くの利益を得る事が出来るでしょう。さらに10kwを超えた発電量を確保できる場合は全量買取に加えて売電価格が20年間固定されるので、これから先売電価格が下がっても長い間高額売電が可能です。