損をすること
太陽光発電のパネルは、現在はそれほど珍しくなく、各家庭で取り入れられていますが、実際にこれで電力を賄おうと思うと、政府の補助金などをうまく活用しないとうまくいかないケースがあります。ローンの中に新築であれば組みこんであると、忘れられがちですが、本当に得をしているのかは、冷静に判断しなければなりません。
太陽光発電で、完全に自宅の電力を賄うとなると、これは現実的には相当数のパネルが必要でしょう。実際にコンピュータ機器類やオール電化の電気ストーブやクーラーになればその消費量はかなりのものです。そういうことを考えると、すぐに金銭的なメリットを求めようと思うと難しいところがあるかもしれません。
しっかりと、どの程度の初期投資であり、損失がどれくらいあるのかということを比較しなければ、あとあと自分で損をすることになりかねません。簡単な説明やモニターという安心感で契約してしまうと、あとで契約を解除できない、などのしばりがあり、ローンの残債だけの負担が残ってしまうことが十分に考えられます。どうことが自分にとって本当に望ましいのか、冷静に判断することが、より自分にとっての選択肢を広げていくことになるということがいえるでしょう。