耐用年数より寿命年数?
日本は長寿の国です。女性の平均寿命は86歳、男性は80歳といわれていますが、人間だけではなく生き物は当然ですが、物にも寿命というものがあります。明確に何年というわけではありませんが、例えば家だとローン設定年数からいくと25年(鉄筋の場合は35年程)ほどです。電化製品ですと補償期間からみると4〜5年位と考えられますが、実際使用年数を聞いてみると10年以上は使用しているようです。製品を製造している企業や法定による耐用年数と、実際に使用している寿命の年数とは多少開きはあるようです。
では太陽光発電の耐用年数、寿命はどうなのでしょうか。法定減価償却年数は17年となっていますが、メーカが考える寿命は太陽電池モジュールが20年以上といわれています。ということは、それ以上20年以上と考えてもいいのではないでしょうか。しかし、太陽光発電は、太陽光のエネルギーを受けて直流電力を発電する太陽電池モジュール(パネル)と、太陽光電池モジュールで発電した直流電力を家庭で使えるように交流電力に変換するパワーコンディショナと、太陽電池モジュールで発電した電気をまとめてパワーコンディショナに送る接続箱があります。一般的に耐用年数が考えられるのは太陽光電池モジュールですが、パワーコンディショナもいいお値段なのですがね。