耐久性とは
太陽光発電システムで言われるのは耐用年数ですが、耐用年数と耐久性が頭の中でごちゃごちゃになっていませんか。正直私には違いがよく分かりません。なので調べてみました。
とりあえず耐久性ですが、辞書によると、ある材料が外部からの物理的、化学的な影響に対して、どれだけ長く抵抗できるかを示す性能のことで、つまり長持ちする力をいいます。建築物では柱や梁、壁などの基本構造部分の耐久性と、設備配管などの耐久性はことなるそうです。材料の選定や設計の仕方、維持管理の仕方などでも当然耐久性が変わってきます。
品確法(住宅の場合では、住宅の品質確保の促進等に関する法律)の住宅性能表示制度では、耐久性に相当する項目として「劣化の軽減に関すること」で「劣化対策等級」を定めているそうです。なんだか難しいですよね。つまり、壊れないで、痛まないでどれだけ長く働いてくれるかということだと思いますが、設置する地域の場所や気候に大きく左右されるのではないでしょうか。
例えば耐用年数が20年といわれても、海から離れていれば塩害の被害にもあわないでしょうし、雪の降らない地域にでは凍結や積雪によっての被害も少ないでしょう。しかしその反対であれば、塩害や積雪、台風などにより耐用年数より、実際の耐久年数は少ないのではないでしょうか。