硫黄による耐用性は
日本は何処へ行っても温泉に入ることができます。日本はどこを掘っても温泉が出てくる気がします。東京でも温泉が出ますし、沖縄にもやはり温泉地があります。別に日本が世界一温泉が多い国というわけではないでしょうが、温泉好きという国民性なのか世界一温泉が出ている国のような気がします。有名な温泉地にいくと、駅を降りた途端ゆで卵のような臭いが鼻をつきますが硫黄独特のにおいです。
私の友人が15年程前に有名な温泉地に引越しをしました。温泉地からは約8km程はなれたところでしたので、それ程硫黄の臭いは気にならなかったそうですが、風の強い日や土日などの観光客が多い日などは、硫黄の臭いがすごいということでした。最初のころはこの独特の硫黄の臭いに頭が痛くなったそうですが、さすがに15年も住んでいると今では、今日は観光客がいっぱい来ているのかな?と思うようになったそうです。馴れとは恐ろしいものです。
硫黄は温泉として入浴するにはとても体に良いのですが、結構厄介なものでもあります。物を早く腐植させてしまうのです。太陽光発電でも、メーカーによっては温泉地などの設置はできないという会社もあります。技術の進歩で設置可能場所が増えてはきているようですが、腐食性物質が存在する場所となりますので設置が難しい地域となるようです。設置したとすると、耐用年数は変わらないようです。