長州産業の太陽光発電の歴史
長州産業は1980年に山口県にハイテク指向の住宅関連機器の製造販売を行う会社として設立されました。初めての製品は太陽熱温水器でした。それから家庭用風呂釜、給湯器、ソーラーシステムなどの製品を次々と発表していきました。大手半導体製造装置メーカーとの業務提携し新分野への進出となりました。
その後、自社製品の製造販売を行うようになりました。当初から太陽光パネルを生産していて、三洋電機の太陽光パネルHIT(ハイブリット型と言い、結晶シリコンとアモルファスシリコンを積層した太陽電池のことで、通常の結晶シリコンに比して変換効率が高く、温度特製も良いという特長があります。)をOEM供給(他社のブランドの製品を製造することを言います)を受けて販売してしていました。
長州産業が企業としての地盤固めをするに当たって取り組んだことは人材育成です。現在では欧米スタイルの導入や不景気などから人材育成に重点を置くことをしなくなりましたが、長州産業は設立当時から現在でも人材育成に力を入れています。その第一歩が当時60名いた従業員の中から6名の精鋭部隊を、一年間半導体製造メーカーに派遣し技術の習得に当らせました。それが現在にしっかり実をつけ実り、住宅関連機器とハイテク分野という2つの柱を持つ企業となりました。