長州産業の製品
長州産業が製造している太陽電池モジュールは単結晶シリコン、多結晶シリコンとHIT(ハイブリット)の3種類です。単結晶シリコンは、発電量を追及した次世代太陽電池モジュールCシリーズ、軽量・コンパクト・高効率のBシリーズがあります。Cシリーズはパネルのセルの形状を正方形にすることで、受光面積が増え高い変換効率が実現されました。
単純な比較ですが、設置スペースが今まででしたら、18枚だったのが15枚でよくなりました。それによって、屋根への負担も軽減されました。Bシリーズは、高効率単結晶セルや低反射ガラスを採用することで最大出力233Wを実現することで、単価面積あたりの発電力もアップしました。日本の屋根は瓦やトタンなどいろいろあり、瓦も何種類もあり複雑で小さい屋根が主流ですが、低反射ガラスの採用により、光の反射・散乱によるロスを最小限に抑えて、より多くの太陽光を取り込むことができます。これらのことで、長州産業の太陽電池はハイパワーだということが分かります。
多結晶シリコンは単結晶シリコンタイプに比べて出力は小さいですが、これはどのメーカも同じことですので仕方ないでしょう。パワーコンディショナは、太陽光パネルに対応する機種やHIT対応の機種に分かれています。いずれも屋内設置で、コンパクトサイズですので場所をとりません。性能は電力変換率が94パーセントと満足できる数値だと思います。