下落している現状
太陽光発電の買取価格は、2014年度は、さらに現在よりも下落する可能性があります。このようなことを考えると、一戸建てで家庭に太陽光パネルを設置することを検討している人は、早いうちに設置してしまう方がよいかもしれません。
よく太陽光発電のパネルを設置するのは新築物件が多いのですが、それらは補助金やローンの中の費用として含めることができるという一面があるからです。特にオール電化の家の場合であれば、太陽光発電を取り入れた一戸建て物件も珍しくなく、実際に電力面での多少の補助になると考えると、初期投資で十分に採算性が得られる場合があります。
また、ハウスメーカー側でも、最初からそのような販売スタイルを用意していることがあり、近年では依然ほどそれほど珍しいものではなくなってきました。ですが、実際に買取価格が下落してしまうとなると、パネルの設置などで今後、多少売れ行きが落ちる可能性は十分にあります。早いうちに設置してしまうのも方法ですが、迷っているのであれば今後の買取価格が発表されてから採算性があるのか、ということを十分に検討してからでも遅くはないかもしれません。どちらにしても条件を総合的に比較して、よりよいタイミングで購入するようにしておくのが無難ではないでしょうか。