エコを考える
近年、太陽光発電の買取価格が下落傾向にあるということです。実際にエコの立場で物事を考えるのであれば、もう少し、買取価格が高い方がもちろん、太陽光パネルの設置が進むことは間違いないでしょう。ですが、実際には電力の買取の中で太陽光が一番高いという状態でもあるので、これから買取価格が2015年以降、再び上昇する可能性というのは、実際的に難しいような気がします。
買取価格が安くなってしまうと、家庭で太陽光パネルを設置したときに、採算性が合わなくなってしまうことになります。これは、ハイブリットカーや電気自動車を購入したときにもいえることで、長期的に見て、初期投資に合うかどうか、ということを検討しなければなりません。もちろん、故障や不具合などのリスクもありますし、実際に日照時間がどの程度のものなのか、ということは地域によって違ってくると思います。
一般的に日照時間は北海道や東北など北に向かうに従って短くなりますし、逆に九州や沖縄に行けば長くなるというメリットがあります。このあたりにその地域の気象条件などを考えて、パネルが採算性が合うのか、ということを検討した方がいいかもしれませんね。長期的に見て、可能な限り損失を少なくするように計算しておく方が無難ですからね。