太陽光発電による雑所得
東日本大震災から注目を集め、大きく普及率が伸びたといわれている太陽光発電システムは普段利用する電気を大きく節約することはもちろん、売電制度を利用して収益を得ることも出来ます。売電制度とは太陽光発電で得た電力の内普段の生活で利用した分の余りを電力会社に売却することによって収入を得る事が出来るというシステムで、数年前から売電価格が下がってきたこともあってこの売電価格が高いうちにこの制度を利用しようと多くの方が太陽光発電システムの導入を決めたといいます。この時売電で得た収益は帳簿上雑所得として扱われ、確定申告を行なう義務が発生するのですが太陽光発電を利用している方は必ず確定申告を行わなければならないのでしょうか。
太陽光発電の売電制度を利用して得た収益は雑所得として扱われますが、一般家庭向けの太陽光発電を自宅の屋根の上に取り付けているという方は確定申告に関する心配は一切しなくても大丈夫でしょう。というのも副収入の確定申告を行なう必要があるのは年間で20万円以上の利益を上げている場合のみなので、おそらくは一般家庭向けの太陽光発電システムを利用している方はそれほど多くの収益を売電のみでは得ることは出来ないはずなので確定申告をする必要は無いでしょう。