補助金支給の終了に伴う価格変動
東日本大震災以降太陽光発電を導入する人が増えてきましたが、そのきっかけとなったのが2011年から開始された補助金制度でした。国からの補助金だけでなく各都道府県や地方自治体からの補助金を合わせればかなりの低価格で太陽光発電システムを導入する事が出来たため実に多くの方が太陽光発電システムを買い求めました。そうした駆け込み需要に合わせて太陽光発電システムの販売価格を引き下げる企業が増えてきたのですが、補助金制度も2013年に入ってほとんどが終了したためこれからの太陽光発電システムの価格動向に変化が表れるのではないかと考えられています。
実は過去にも太陽光発電システムの普及率を高めるために新エネルギー財団が助成金を配布していた時期があったのですが、この時も各企業が太陽光発電システムの値下げを行い、助成金の配布が打ち止めになったとたん値下げもストップしました。こうした流れが再び発生するのではと考える方も多く、今と同じくらい太陽光発電システムを安く手に入れる事が出来るチャンスはもう来ないのではないかという意見も出ています。これからの発電システムの価格動向はどうなるのか分かりませんが、良い結果を生み出さない可能性があるということは覚えておいたほうが良いでしょう。