安くなるまで待つべきか
太陽光発電システムの普及率はまだまだ少ないとしかいいようがありません。より普及率を高めるための補助金制度なども打ち出されているのですが、それでもまだまだ高くて導入する事ができないという方の中には十分に購入する事が出来るようになるまで待ってから太陽光発電を導入しようと考えている方もいるようです。確かに太陽光発電システムの価格動向を見ると毎年少しずつではありますが減少しているので、何十年後かには太陽光発電は誰にでも買う事が出来るものになっているかもしれません。しかし太陽光発電システムを導入する際は安くなるまで待ったほうが良いのでしょうか。
太陽光発電システムは確かに待つことで安く導入する事が出来るかもしれませんが、その代わりに様々な制度の恩恵を受ける事が出来なくなるかもしれません。例えば売電価格もその一つで、太陽光発電で得た電力を電力会社に売却する事が出来るこの制度はつい最近まで1kw月42円で売却する事が出来たのですが、つい最近この価格の値下げが発表され、これから先も売電価格は減少し続けるといわれています。補助金制度なども再開するかどうか全く分からないのでこれから先価格だけを見て太陽光発電を導入するか決めるのはあまり賢い選択とは言えないかもしれません。