支払い義務はある?
最近太陽光発電促進付加金として普段の電気料金に数十円から百円ほど余計に支払うようになっていますが、このお金が太陽光発電の売電の支払いのために利用されていることからよくこの制度は太陽光発電システムを持っている人が得をするためのものだという意見を聞きますが、実際のところこのお金は国民全員が支払う事が義務付けられているため太陽光発電システムを持っている人でも問答無用で支払わなければなりません。ということは太陽光発電システムを利用している方は売電で得るお金の一部を自分で支払っているということになりますが、この制度は一体誰が得するものなのでしょうか。
この制度は特定の誰かが得をするものというものではなく、太陽光発電を普及させるためのものだといいます。太陽光発電を普及させるために作られた売電制度を国民に負担させることで太陽光発電の導入を続けて推進する事が出来れば最終的に太陽光発電の普及を進める事が出来るのかもしれませんが、この制度を適用した結果がどのように表れるのかはまだ分かりません。少なくとも太陽光発電促進付加金は太陽光発電を利用しているための制度というわけではないということは覚えておいても損はないでしょう。