無断で設置すると
ここ数年太陽光発電の売電を利用したビジネスが話題となっています。現在の売電価格は非常に高額に設定されており、今のうちに太陽光発電を導入する事が出来れば多くの収入を得る事が出来るのだそうです。そのため使われなくなった農地を利用して太陽光発電を行う方が増えてきており、使っていない土地の新たな利用法として注目を集めているのですが、農地を農業以外に利用するには農地転用という手続きを行なう必要があります。この手続きは非常に面倒で時間が掛かるのですが、この手続きを行なわずに農地を無断転用すると農地法違反となるので注意が必要です。
もし無断で農地を転用した場合は国や都道府県知事から工事の中止や撤去命令が下され、期日以内に元の状態に戻す事が命令されます。当然ながらその費用は全て自分持ちに成りますし、これらの要求を全て無視した場合は個人の場合だと3年以下の懲役又は300万円以下の罰金が義務付けられます。農地法についての知識が無い方が農地を手に入れてこれらの手続きを行なわないうちに農地を転用する事例も過去に報告されているのでそういったトラブルを引き起こさないように農地に関する法律についての知識を十分得た上で太陽光発電を設置しましょう。