アレイの発電量はどう変わる?
太陽光発電システムは太陽電池が無ければ始まりません。太陽電池が無ければ太陽光を吸収して電力を供給する事が出来ないので、太陽光発電システムを導入する際は太陽電池についての知識も最低限持っておきたいところです。そんな太陽電池は単位が細かく振り分けられており、太陽電池一つをセル、更にそれをまとめて一枚のパネルにした状態をモジュール、更にそれを繋げて天井一面に敷き詰めた状態をアレイという単位で表現しています。この時のアレイの発電量はモジュールの状態によって変動する事があるので、想定されているスペックよりも発電量が低下している場合はモジュール単位で異常が発生している可能性があります。
アレイの発電量が変わる原因は主に一部のモジュールのトラブルだと言われています。例えばモジュールの一部が断線して電力を供給できなくなっている状態ならアレイを構成する接続に異常が発生して故障していないモジュールの電力供給まで滞っている可能性も出てきますし、アレイの一部に影が差している状態でも発電量は低下してしまうでしょう。このようにアレイの発電量はより小さい単位上でトラブルが発生している可能性が高いので、発電量が想定されている数値より少ない時はモジュールのどこかに異常が発生していないかどうか確認してみてください。