太陽光発電

太陽光発電システムを導入する方が近年増加してきているそうですが、現在販売されている太陽光発電システムには色々な種類があります。中には構成パーツを減らしてコストダウンを行っている商品もあるそうですが、そういった商品を販売する際減らされる事が多いパーツの一つにバイパスダイオードと言うパーツがあります。真っ先に削られるならそれほど必要の無いパーツなのではと思うかと思いますが、実際にはバイパスダイオードがあるか無いかで発電量が大きく変化することもあるので、これから太陽光発電システムを導入すると言う方は可能な限りバイパスダイオードがある製品を選ぶようにしましょう。

バイパスダイオードは太陽光発電システムの発電そのものには係わらず、何かあったときのサポートのためのパーツとして利用されています。具体的にはソーラーパネルが故障した時に他のソーラーパネルから得たエネルギーを故障したソーラーパネルを介さずに他の場所に送り込むために利用されています。どうしてそんなことをするのかと言うと故障したソーラーパネルはただの抵抗体となってしまい他のソーラーパネルで得たエネルギーをムダに消費してしまうので、バイパスダイオードを通すことでエネルギーロスを少なくさせる必要があるのだそうです。