屋根の方角によって変わる発電量
発電パネルは、光エネルギーを電気エネルギーに変換します。光エネルギーが強ければ強いほど、電気エネルギーに変換し易くなります。即ち、南側に設置された発電パネルが最も効率的に電気エネルギーとして変換されます。また、日照時間が長いほど発電量が増します。東西南北の方向で、日射量を比較すると、真南を100%とすると北側は50%程度となります。また、東西については、80%程度になります。したがって、発電パネルの設置については、南側は最も効率がよいため外すことはできません。設置の優先順位は、南側、そして、東側、西側と言うことになります。
屋上や屋根に発電パネルを設置する際には、障害物などで太陽光が遮られないかについても検討する必要があります。そして、日照時間が長時間になるように設置します。また、発電パネルの設置角度により発電効率が違ってきますので、春夏秋冬などを通して、最も効率の良い角度で設置することも大切です。そうすることで日射量が最高になるように設置します。したがって、発電パネルの設置する際の角度については、春夏秋冬の季節変動も考慮する必要があります。このような再生可能エネルギーを有効に使うことで、1日も早く原子力発電からの脱却ができれば、放射能漏れの危険から開放されます。