製品保証とは別物?ソーラーパネル出力保証とは
太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換させるための設備はソーラーパネルと呼ばれる設備機器になります。
このソーラーパネルと言うのは、太陽電池とも呼ばれているものですが、通常の電池とは異なり発電を行うための設備です。
ところで、ソーラーパネルには、製品保証と呼ばれるものと、出力保証と言う2つの保証があります。
ソーラーパネルの製品保証と言うのは、製造過程の中で、不良となり、利用する中で故障が起きたり、破損が生じる事があります。
そのため、ソーラパネルを設置後に起きるトラブルを保証するのが製品保証と呼ばれるものとなるのです。
一方、ソーラーパネル出力保証と言うのは、出力の性能を一定期間保証をするものです。
ソーラーパネルは、使っている事で発電量が低下する事になります。
この発電量の低下と言うのは、ソーラーパネルの性能に関わらず起きるもので、一般的には10年程度の出力保証が付けられているのが特徴です。
何らかの理由で、ソーラーパネルの性能が低下した際には、ソーラーパネルのメーカーの責任において、修理や交換を行ってくれると言う保証であり、製品保証とは別に受けられる保証制度でもあるのです。
尚、この出力保証は、一定の発電量よりも低い場合に保証を受けられますので、常に発電量などのデータの記録を蓄積しておく必要があります。