電力の買取を支えている太陽光サーチャージとは
太陽光発電には余剰電力の買取り制度が有ります。
この余剰電力の買取りになった必要となった費用は、電気を利用した全ての人に、電気の利用量に応じて、太陽光発電促進付加金として負担する事になっています。
この太陽光発電促進付加金と言うのは、太陽光サーチャージと呼ばれるもので、年度毎に定められている太陽光発電促進付加金単価と、1か月の電気使用量を掛け合わせて計算を行うものです。
請求金額というのは、従量制供給の場合は、電気の基本料金、電力量料金、そして太陽光発電促進付加金の合計額になるのです。
これを計算式にすると以下のようになります。
請求金額=(基本料金)+(電力量料金)+(太陽光発電促進付加金)になります。
太陽光発電促進付加金=(太陽光発電促進付加金単価(円/kwh))×(1か月の電気使用量(kwh))になります。
尚、太陽光発電促進付加金単価と言うのは、その年により単価が変わりますが、これの算定方法と言うのは以下のようになります。
太陽光発電促進付加金単価(円/kwh)=(前年度(1月から12月)における買取りの総額)÷(当年度における想定総需要電力量)になります。
太陽光発電の余剰電力買取り制度と言うのは、平成21年11月から始まった制度で、新しいエネルギーの導入拡大を目的しているものなのです。