発電量はどれくらい?
太陽光発電システムが少しずつ普及していっているようです。その背景には、国の大きなバックアップがあるからでありましょう。購入資金として、国や地方自治体から補助金がおります。国からは最大出力1kWあたり15,000円、もしくは20,000円をもらうことができます。また、昼間に発電した電気で、使わなかったものは余剰電力として1kWあたり42円で売電することができます。その結果、電気代は浮き、かつ売電したお金で、10年後くらいには初期投資した費用はすべて回収することができます。
ところで、太陽光発電システムというのは、太陽光モジュール一枚あたり、どのくらいの発電量があるのでしょうか。各メーカーによって違いますが、だいたい200kw/h前後の発電能力があるようです。一枚あたりの発電能力が高ければ高いほど、モジュールの数が少なくてすみます。単価は高くなりますが、設置スペースが少ない家にはオススメです。ちなみに、1年間に必要な電気量というのは、平均的な一般家庭で3500kw/h〜5000kw/hですので、これを満たすことができるだけの枚数の太陽光モジュールが必要になります。発電能力と価格のバランスがとれたものを選ぶと良いでしょう。