エネルギー変換効率はどのくらい?
太陽の光で発電して充電する太陽光発電。電気を買うのではなく作り出すことで逆に電気を買い取ってもらうこともできるので、そういった発電による収入にも注目がされています。しかしこの太陽光発電、単純に太陽光を5時間充電したからってその5時間分すが使えるわけではありません。というのも太陽光発電は太陽光を浴びた後その光を電流へと変換して電力へと変換しているため、その過程でエネルギーがどうしても減ってしまいます。なので太陽光発電を扱う際にはこの辺も考えて運用していかなければなりません。そこで変換効率という数値が目安となります。これはJIS規格で定められている数値であり、エネルギーを電気へと変換する割合を数値で表します。この数字は計算式自体は単純であり、エネルギーを200、電気を100とするならば、エネルギーの半分ということで変換効率50%ということになります。ただ、この変換効率は確かに太陽光発電の業者を選ぶ時に目安となる数値ですが、この変換効率というのは機器が置かれる場所、そして一定の期間の気候によってもいかようにも変わってきます。基本的に業者が公開しているのは最も効率のいいパターン場合です。なので変換効率ばかりに目をくれず、発電量や機器の性質といったところにもしっかり視野に入れて考えましょう。