メガソーラーとは
メガワットソーラーとなると最低でも1MWの発電容量ということになります。太陽光発電を行うと現在売電収入として平成25年度単価37.8円を適用すれば、1MWなら単純に37.8M¥/年を得ることができる計算になります。
では1MWの電力を年間得るためにはどの程度の規模でソーラーパネルを用意するのか。ソーラーパネルの仕様は発電能力を示していますが、その能力を発揮するためには、太陽光が効率よく当たらないといけません。すなわち、ソーラーパネルを台の上に並べて太陽光線を一番効率よく受けるように並べないといけません。そして並べる場所はどうなるのでしょうか。台を工事するために平面で南が開放されている設置場所が必要となります。
日本は南北に広がっているので、各地で太陽への効率的な向きは違いますので、設置される緯度経度でソーラーパネルの台の傾きを変えます。
ざっくりした目安となりますが、1MWにはおよそ20,000平米の平面面積が必要になります。そこに多結晶型の250Wクラスモジュールを4000枚並べると言う計画になります。そのソーラーパネルの電力を取り出して、売電電力を作り出すにはパワーコンディショナーと呼ばれる制御装置も必要となります。
これらの費用を合わせると3億円ぐらいが見込まれ、売電収入からオペレーションコストを設備償却費をひいて収益計算していくことになります。電機装置の装置寿命が一般的に10年なので、装置寿命の延命策、売電単価の見込み、オペレーションコストの低減策などのFIV策定が微妙です。
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