太陽発電システムの出力を10kW以上にするべきか
アパートなどの屋根の上と言うのは、普通の住宅の屋根と比べると、その面積はとても広くなりますので、屋根の上にソーラーパネルを設置する事で、発電量を多く作り出せると言うメリットがあります。
ソーラーパネルには総出力と言うものがありますが、この総出力が10kW未満と10kW以上では、買取期間などが変るのです。
一般的に、住宅の屋根の上に設置可能なソーラーパネルと言うのは、総出力が10k未満になります。
総出力が10kW未満の場合は、余剰電力買取り制度が適用され、10kW以上になると全量買取り制度が適用される事になります。
しかし、10kW未満の場合の固定買取り期間は10年間で、10kW以上の場合の固定買取り期間は20年間になっており、全量買取り制度の方が買取期間が長くなるという特徴があります。
また、この二つは買取り価格にも差と言うものがあるのです。
2013年度における買取価格は、余剰電力買取り制度の場合が38円(/kWh)、37.8円(/kWh)となっていますので、0.2円の差と言うものがあるわけです。
固定買取り期間だけを見ると、20年間と言う事もあり全量買取り制度の方がお徳のようにも見えますが、全量買取り制度を利用する場合は、補助金がないという特徴があるのです。