太陽光発電の補助金
太陽光発電の補助金ですが、太陽光発電を導入するにあたっては、もっとも魅力的な制度ですし、この補助金があるから導入を検討しているという方は非常に多いでしょう。
しかし、実際にはどのような補助金があるか?あるいはどこに申請すれば良いか?などの疑問点や手続きの煩雑さから導入を見送るという方も多いとのことです。
このページでは太陽光発電の導入で補助金を受けるためには、どのようにすれば良いのかを紹介していきます。
余談
太陽光発電の補助金の受付期間ですが、平成24年3月30日までの受付になっていましたがやはり延長になりました。
そして今年、平成25年3月30日までの受付だったものもやはり延長が決定しました。
今までも数度となく延長をしてきた制度であるため、今後も延長が見込まれると予想できます。
現状は政府の肝入りで動いていますので、当分は続くでしょう。
もちろん延長が「いつまで」というように確定しているわけではありませんので、早目に導入するに越したことはありません。
自宅に導入する太陽光発電は現在、余剰電力の買取制度という形で
余った電力を販売することが出来る訳ですが、今後全量買い取りも可能な方向へと話は進んでいくのでは?と考えられます。
平成24年7月より、全量買取がはじまりましたが、
事業者や向上の敷地内、学校の屋上など産業用途という限定条件がされています。
しかし、ここの流れが個人宅にも波及するとどうなるか、
販売目的で設置する個人投資家などが動くことは必至です。
震災に端を発する東京電力の発電問題により、値上げは確実な情勢です。
今後ますます太陽光発電のメリットが大きくなっていきますので、
そうなると補助金を設定しなくても売れていく商品になります。
補助金が支給されるうちに導入するのが最も賢いのかなと考えております。
補助金は予算もあることですし、
ソーラーパネルの価格が落ち着くと一般普及商品へと変化していくでしょうから
もしかしたら、今が最も導入しやすいチャンスなのかもしれません。
補助金の種類は3種類
●3種類の補助金
太陽光発電の補助金は3種類あります。
@国、政府がだす補助金。
A各都道府県がだす補助金。
B各地区町村単位でだす補助金。
@国、政府がだす補助金。
この補助金は1年間を通して支給されるものです。
ですが適用できる件数というのが決まってますので、実質は早い者勝ちというシステムになっています。
A各都道府県がだす補助金。
B各地区町村単位でだす補助金。
この2つの補助金に関して言うと、実は自治体ごとで金額や申請時期などで金額は大きく異なっているのが現状です。
ただ、この3つがほとんどですから
以上の3つを調べてる、問い合わせるなどして、その中で自分だったらいくらもらえるかを確認します。
あなたがお住まいの県の方針、あるいは自治体の方針によって差が出るので
このページで一律にお伝えすることが難しいのですが、ダブル、トリプルでもらえる可能性も十分にあります。
ただし、都道府県ならびに地方自治体も国同様に予算が決まっています。
ですから申請の期限というよりも申請件数(予算)によって管理されていると考えるのが無難でしょう。
お住まいの地域でどれくらいの補助金が出るかを知りたいが、
よくわからない、あるいはめんどくさいという場合は見積りをとるのが最も良いと思います。
太陽光発電は家の方角、屋根の面積や材質などによって取り付けられるか否か?
あるいはどの位の発電量が見込めるかなどが大きく異なるため、
「一律値段いくら」というよりは「オーダーメイド」商品です。
なので、見積りをとってみないと
「予想以上に元がとれそう」「我が家では回収が厳しそう」などがわからないと思います。
失敗が多いのは「太陽光発電を導入する」と決めてしまって、
値段の安いパネルやセール、キャンペーンでの導入を重視し、後から予想と違ったという人がほとんどです。
各社の予想発電量はカタログ上は出ていますが、実はあまり参考にならず、
屋根の材質が●●●の場合はA社だが、■■■の場合はB社の方が良いなど
そのあたりは専門知識の領域です。
どれだけ回収できるのか?をしっかりとシュミレーションしてもらい
そのお話を踏まえたうえで導入を検討してみましょう。
自分の地域の補助金はいくらもらえるか?という疑問について
ご自身のお住まいの地域で、補助金がいくら出るか?
ここはもちろん気になるところではありますが、調べてもあまり意味がありません。
というのも、予算はハッキリ言って刻一刻と無くなっていきます。
国や市区町村などで予算上限がありますから、いわば早い者勝ちです。
また、適用される条件もありますので、選ぶパネルの大きさやメーカー、
設置面積などの諸条件は各家庭の屋根の形状などによって変わってきます。
■太陽光発電の導入を検討
↓
■無料で複数の業者へ見積り
↓
■補助金の適用と価格、納期などを検討
↓
■業者の選定・確認
↓
■設置へ
という流れが良いのですが、
多くの方が設置ありきで、値段を最重要視して考えるので注意が必要です。
補助金の適用額、その地域の予算状況などは
業者さんがかなり深く把握していますから、ここはお任せしたほうが良いです。
そのかわり、必ず複数の見積りをとり、
いろいろな業者と話をしているということは伝えるべきでしょう。
導入に失敗する多くの方が、
補助金の額をご自身で調べる、メーカーの仕様や価格を調べる、などして、
導入を決めるので、補助金の予算がなくなっている、あるいは家にあっていない、
パネルメーカーを選んでしまうなどの状況により、失敗しているケースが非常に多いです。
見積りは無料ですし、業者さんも相見積りにはかなり慣れています。
価格は安くなっていますが、それでも100万円以上はする高い買い物です。
複数の業者としっかりとお話をし、見積りを検討したうえで設置しましょう。