太陽発電システムはいつまで動く?
原発停止による電気料金の値上げに対応するため、売電の値段が高い今の内に太陽光発電システムを導入しようと考えている方が多くなってきています。太陽光発電システムは初期費用が高いものだと200万円以上する決して安いとはいえないお買い物ですが、この発電システムはいったいいつまで使用することが出来るのでしょうか。
太陽光発電システムはソーラーパネルで太陽光を吸収して電気を作り、パワーコンディショナーという機械を通して直流電力から交流電力へと変換します。発電に使う機械はこの二つがメインになっており後は発電量をチェックするモニターや作った電力を売るための機械で構成されています。太陽光を集めるソーラーパネルは20年から30年ほど使用することが出来るそうなので、普通に使っていればそれより前に壊れることはほとんど無いでしょう。太陽光パネルよりも壊れやすいのがパワーコンディショナーで、こちらの耐久年数はおよそ10年といわれています。
太陽光発電システムの減価償却年数が平均10年といわれているので、場合によっては減価償却しきる前に修理する必要が出るかもしれません。太陽光発電を導入する時は初期費用はもちろん修理費用にも気を配りましょう。