大型太陽光発電への取り組み
最近は一般家庭向けの太陽光発電システムへの注目が高まっていますが、太陽光発電はそうした小規模なものだけではありません。日本の各電力会社や企業などがいわゆるメガソーラーと呼ばれる大型の太陽光発電システムを稼働させており、現在稼動中のものと建設計画が持ち上がっているものを含めると日本にある太陽発電所は80基にも上るのだそうです。
そんな太陽光発電所ですが、実はごく最近まで太陽光発電所の普及はそれほど力を入れて行われていませんでした。そんな状況が大きく変わったのは東日本大震災からで、このことをきっかけに世間全体で脱原発の動きが活発になり、これから先の日本の電力が確実に不足することがほぼ確実なものになってしまいました。
このことを受けてとにかく多くの企業が太陽光発電などの再生可能エネルギーによる発電施設を建設して電力不足をカバーすることができるようにするため、事業者向けの売電計画を発表するなど太陽光発電所の建設を後押しするための運動を急ピッチで行うようになりました。この結果日本のエネルギー問題が解決に進むかどうかはこれから次第ですが、太陽光発電は大型のものも小型のものも広く世間に浸透するようになることでしょう。