屋根材一体発電システムと固定資産税
90年代後半から販売が始まった太陽光発電システムは現在様々な進化を遂げています。そうした進化の中生まれたのが屋根材一体型太陽光発電システムです。
今までの太陽光発電システムは屋根の上に台座を取り付けて更にその上にソーラーパネルを取り付けるのでどうしてもソーラーパネルのせいで外観を損ねると指摘されていましたが、屋根材一体型の太陽光発電システムは台座を取り付ける必要がまったく無いのでソーラーパネルが目立たず、美しい外観を保つことができます。
このタイプの太陽光発電システムが出てから新築で家を建てる際に一緒に太陽光発電システムを導入するというお客様が数を増やしてきています。ところがこの太陽光発電システムは従来の太陽光発電システムと違い固定資産税が掛かってしまうという欠点があります。理由は屋根と一体化しているということで従来のものとは違い建材の一部としてカウントされるからだそうです。
課税される費用は大体1平方メートル当たり5万円が目安とされているので、屋根材一体型の太陽光発電システムを導入しようと考えている方は注意が必要です。見た目はあまり気にしないから出来る限りやすく抑えたいという方は従来の屋根の上に台座を取り付けるタイプを選択したほうがよいかもしれません。