太陽光発電の確定申告はすぐしなきゃダメ?
太陽光発電を行うと売電が出来るというのはご存知でしょうか。現在日本では太陽光発電によって作り出した電気を電力会社に売ることで収入を得ることが出来る売電制度を実施しており、太陽光発電の場合は1kw42円で売却することができます。この制度を利用すれば昼間電気を作っても家を空けているから電気を使う機会が無いという方でも太陽光発電を有効活用することができることから非常に注目されている制度です。
ここまでの話でこの時得た収入は所得区分に含まれるのか気になった方も多いかと思います。確かに売電によって得た収入はいわゆる雑所得に含まれるため所得税を計算しなおすために確定申告を行う必要があります。では太陽光発電を導入して売電を行った場合その年から確定申告をしなければならなくなるのかというとそうならないケースがほとんどになることでしょう。確定申告が必要となるのは所得が20万円を超えた場合で、太陽光発電による所得は1年間売電して得た収入から経費を差し引くことで計算されます。この場合経費に当たるのが太陽光発電システムの減価償却費なのでほとんどの方は太陽光発電導入からしばらくは売電による所得が20万円を超えることは無いでしょう。